● カトリック宮前町教会の沿革

 明治34年、現在の敷地に古い民家を購入し亀田教会と称した。
いくつかの修道会の司祭が赴任してきたがパリー外国宣教会の司祭がながく赴任するようになる。昭和6年の町名変更により亀田教会は宮前町教会と名称を新たにする。昭和26年7月南側道路に電車が走る。
同9月30日には宮前町教会創立50周年記念の式典を浦川司教臨席のもと挙行。昭和40年建造の宮前町教会だったが、建物全体に永年の老朽化がみられるようになり、とくに雨漏りによる傷みがひどく、度々改善修理の意見が出ていた。信徒会全体で時間をかけ話し合いを続けた結果、新しい教会堂を建てることで一致函館地区を代表する教会堂建設運動のはじまりだった。
当時の司祭、ウィンダル神父は精力的に教区へ働きかけ、地区の会議でも教会建設をアピールしてくれた。信徒会も資金づくりを協議し、資金に大凡の目途が立ったところで、長い時間を経て2004年4月、ようやく起工の運びとなった。資金は2億5千万円。
天を仰ぐような大金だが信徒個々の積立はもちろんのこと、心温まる有志からのご寄附なども大きな助けとなった。基礎工事をはじめて一年後の2005年2月完成。同3月19日引き渡し、5月8日献堂式を迎えた。
教会の守護聖人は大天使ミカエル。
正面の重層な扉を開けると、旧小聖堂に君臨していた大天使ミカエル像が迎えてくれる。
また、ステンドグラスなどの輝きは無いが天井から燦々と降り注ぐ陽の光を浴びることができる瀟洒な聖堂は昔の木造建築を懐かしむ声もきかれる中、近代的な趣きを基盤に立派な存在感あふれる建物となっている。

 


カトリック宮前町教会の歴史と歴代司祭


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